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医者では治らない痛み

「今の医学ではどうにも出来ない」と、痛みや不調を抱えたまま、対症療法だけで苦しんでいる人が少なくありません。
痛みがあって、お医者さんに行くと、レントゲンやMRIを撮ります。
 その結果、「異状ありません」と言われると、一応安心はしますが、痛みが消えたわけではありません。
 西洋医学では、病名がつかない段階では、すべて異常なしと診断されます。
 患者さんの立場では、何の解決にもなっていません。
 「でも痛いんです」と言ったとします。
 お医者さんは、「それでは、」と、対症療法として痛み止めを出します。
 痛み止めは、神経を麻痺させて、患部の痛み信号が脳へ送られるのをブロックします。つまり、痛く感じるのを止めているだけで、原因は何一つ解決していません。それどころか、痛み止めは、麻酔の一種ですから、抹消血管の血流を悪くして、かえって治りが遅くなります。
 痛みとは、患部が脳に対して出す、修復のための、「血流促進要求信号」なのです。
 痛みを発する物質、つまり「痛み物質」とは、体内で産生される「プロスタグランジン」のことですが、プロスタグランジンには、発熱・痛覚伝達作用の外、血圧低下作用、血小板凝集作用、睡眠誘発作用(PDD受容体)、動脈管を開存させる働き、末梢血管拡張作用(PDE受容体EP2サブタイプ)骨新生・骨吸収作用(PDE受容体EP4サブタイプ)血管拡張作用・血小板合成阻害作用、抗腫瘍作用があります。
 つまり、自己治癒力とは、同時に痛み物質なのです。
 痛みという「からだの声」を聞いて、初めて脳は、「修復命令」を発するのです。それを、薬で止めてしまうと、脳は病気の存在に気がつきません。
 当然、自己治癒力は発揮されません。
 つまり、クスリとは、苦をスリ替えているに過ぎないのです。
 東洋医学では、薬に頼らず、痛みを止めて、自然治癒力を引き出す技術があります。
 その気持ちのよさは体験でしか理解できないものです。
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